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【アリアの音楽話】第7号

2010/11/01

※本メールマガジンは日頃お世話になっている皆様方にbccにて一斉配信させて頂いております。

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  「アリアの音楽話」 第7号

 発行年月日:2010年11月1日(月)

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【目次】

1.ごあいさつ

2.音楽の持つ力
   ――現場で目の当たりにする音楽による奇跡

3.音がく会のご案内――11月17日(水)

4.編集後記

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   1.ごあいさつ

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早いもので、2010年も11月に入りました。
季節外れの台風や、急激な気温の変化など不安定な天気が続いておりますが、皆さまいかが
お過ごしでしょうか。

弊社にとってこの11月という時期は、間もなくやってくる12月のクリスマスコンサートのラッ
シュに備え、様々な準備が山積みになる月です。

私どもの目標である『身近にもっと音楽を』を目指し、今後も心を込めて取り組んで参りま
す。

今後とも、変わらぬご支援、ご指導を頂ければ幸いでございます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

                            株式会社アリア 代表取締役
                                     堀口直子

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   2.音楽が持つ力の
      ―現場で目の当たりにする音楽による奇跡―

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アリアでは、これまで様々な場所で音楽の生演奏をして参りましたが、「音楽の力」によっ
て引き起こされる「奇跡の場面」を何度も目の当たりにしてきました。
今号では、そんな「音楽が持つ力」について少しご紹介したいと思います。

音楽による奇跡的場面が最も多く見られるのは、アリア設立以来取り組んでいる「認知症患
者様のための療法的コンサート」です。

「認知症」という病気についての正しい知識を学び、介護現場の職員さん方の意見も多く取
り入れながら作るこのコンサートは、施設入居者様の楽しみのひとつとなっているようです。

中にはもうご自分の意思で立ち上がることも、お話することもなくなってしまった方が、コ
ンサート中に音楽のリズムに乗って立ち上がり、歌を歌い出すということが頻繁に起こりま
す。
こういう方達がこのような行動をとるのは、コンサートの時だけなのだそうです。

また、認知症の介護現場だけではなく、他にも色々な場面で音楽は力を発揮します。

つい先日も、お世話になっている方のご自宅で、病気療養中のお母様のための『プライベー
ト・コンサート』を行いました。
顔色も悪く、起き上がることもできなかったお母様は、生演奏が始まるとだんだん顔色が良
くなり、手でリズムを取ったり、拍手をされたり、会話をされ始め、目の開き方まで変わっ
ていったのです。

このとき演奏者がしたことといえば、「ひたすら心を込めて、音楽を演奏した」だけ。
その他の特別なことは何もしていないのです。

※このときの様子が、堀口のブログにも写真付きでアップされています。
 http://blog.livedoor.jp/aria_music/archives/51560316.html

このような「音楽の力」の真相を解明するため、現在各分野で研究が進められています。
心理学の分野でも「音楽」と「人の心」の関わりについての研究論文が多く発表されはじめ
ていますし、医学の分野においても同様です。

東京医科大学名誉教授の岩田誠先生(脳神経内科)によると、
「音楽は人の脳の感情分野に直接作用する、唯一の芸術分野」
なのだそうです。

つまり、音楽は“理屈抜き”で楽しめるものということ。

こういう素晴らしい力を持った音楽をもっと色々な人たちや、色々な場面で役立てていきた
い。
この目標に向かって、今後も精進してまいります。

(※参考資料 岩田誠 著「脳と音楽」出版:メディカルレビュー社)

 
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 3.「音がく会」のご案内
     
   ~今月は『祭!!』~

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音楽を誰もが気軽に味わえ、楽しむだけでなく学べ、学ぶだけでなく楽しんで頂きたい。
その思いから誕生した「音がく会」。

そんな「音がく会」も今月で一周年を迎えることができました!
一年間で「音がく会」に出演したアーティスト延べ30名。

今月はお客様への感謝の気持ちを込め、過去音がく会に出演したことのあるアーティスト計
8名による「音楽祭」を開催いたします!

オペラ歌手、サックス四重奏、ピアノ連弾、なんでもあり!?の「音楽祭」にご期待ください!


●音がく会 Vol.12 詳細●

「祝☆一周年企画音楽祭!!」

~プログラム~

♪オペラ《椿姫》より「そは彼のひとか~花から花へ~」
♪オペラ《フィガロの結婚》序曲
♪カルメン幻想曲
♪落葉松 ほか

【日時】
2010年11月17日(水) 19:00開演(18:30開場)

【会場】
THE STATION STUDIO -HATAGAYA-
(京王新線「幡ヶ谷駅」徒歩1分)

【出演】
西本真子(ソプラノ)
上田誠司(バリトン)
Green Tone(サックス四重奏)
堀口直子(ピアノ)
野口幸太(ピアノ/MC)

【料金】
4,000円(全席自由・プログラム込)

【お問い合わせ】

株式会社 アリア
tel:03-6766-6773
fax:03-6763-7378
e-mail:info@ariamusic.jp

FAX申込用紙(チラシ)は下記URLからダウンロード出来ます。
http://fileman.rakurakuhp.net/UserFiles/15740/File/1287551887.pdf

※客席数に限りがございます。お早目にご予約下さい。

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      編集後記
 
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今月は弊社主催コンサート「音がく会」を開始して一周年を迎える月です。
お祭り気分でコンサートを楽しんで頂ける「音楽祭」という企画をご用意しておりますが、
どれも大変素晴らしい曲です。
中でも注目して頂きたいのは、ソプラノ歌手:西本真子さんが歌うオペラ《椿姫》の「ああ、
そは彼のひとか~花から花へ」。

《椿姫》はイタリアの「歌劇王」と呼ばれた作曲家ヴェルディの代表的な作品です。
そしてまた、この作品のヒロインであるヴィオレッタ役は、数あるオペラのソプラノ役の中
でも大変難しい役とされています。

日本では《椿姫》と呼ばれているこの作品ですが、イタリア語の原題は《ラ・トラヴィアー
タ》となっていて、これを日本語に直訳すると「道を踏み外した女」となります。
道を踏み外した女とは、もちろん主人公ヴィオレッタのこと。

そのヴィオレッタが歌うアリア(独唱曲)は、技巧的にも表現的にも大変難しい曲で、今月
の「音がく会」の目玉でもあります。

この一年間「音がく会」を、そして私どもアリア ミュージックオフィスを支えて下さった
皆様に感謝の気持ちを込めて、「音がく会」お届けしたいと思っております。

どうぞ、宜しくお願い致します。


                             株式会社アリア:企画部
                                    野口幸太
~♪~~~♪~~♪~♪~~ おまけ ~~♪~♪~~♪~~~♪~

           You Tube 動画

◎ オペラ《椿姫》より「ああそは彼のひとか~花から花へ」◎

     http://www.youtube.com/watch?v=qoNRfRzwncA    

 ソプラノ歌手最大の難関とも言われるこの曲のラスト部分です!
     11月17日の音がく会では全篇をお送りします♪

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【社員ブログ/ツイッター紹介】

◇代表取締役 堀口直子のブログ
     「女社長♪堀口直子の音楽と素敵な人々の話」
  http://blog.livedoor.jp/aria_music/
  ツイッターID:horiguchinaoko

◇企画部 野口幸太のブログ
     「企画部長はピアニスト!?」
  http://blog.livedoor.jp/noguchiaria/
  ツイッターID:NoguchiKota

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発行:株式会社アリア
  (〒176-0012 東京都練馬区豊玉北3-18-8エステート矢島7F)

           公式サイト
        http://www.ariamusic.jp/
 
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