醒めない夢のオペラ
~認知症、その謎の世界を明るみに~

認知症とは、どういうものなのか…
認知症患者と介護者の目線で綴った新しい歌劇

■はじめに ~制作の経緯~

このオペラを制作するきっかけは、“認知症” という病気に直接触れ合ったことによります。
弊社では、認知症介護施設等で療法的音楽コンサートをさせていただいていますが、現場で感じたことは、「認知症というものに対して、未だ世間では間違った知識や思い込みが多い」ということです。
また、弊社代表者の祖母が認知症となり、家族の目線で認知症と向き合う中で、「家族にしか分からないもどかしさや不安」、そして「介護の大変さ」を知りました。
認知症について、正しく理解して欲しい、正しい理解を広め家族の心のケアをしたいと強い思いをいただくようになりました。

見るだけで認知症の特性や行動がよくわかる
実話を元に創られたストーリー
ピアノ1台と演じるスペースさえあれば公演可能!

■認知症を題材とした初めてのオペラ

 「醒めない夢のオペラ」は、ある認知症の方の日記に基づいて制作しています。亡くなる直前まで6 年に渡って書き記された“言葉” “心” を、そのまま取り出して17 編の詩で綴りました。認知症患者と介護者の目線で綴った新しい歌劇です。
作詞は、伊東ゆかり「小指の思い出」南沙織「17 才」など数々のヒット曲を生みだした作詞家・有馬三恵子、作曲:中川ともゆき、神田晋一郎、構成・監修は、認知症介護スペシャリストの羽田野政治、演出は、俳優の金田賢一、編曲:堀口直子のスタッフに、二期会会員等の4 人のオペラ歌手等が演じます。
このオペラを聴いて、認知症の方やご家族、親戚、身近で認知症の悩みを持つ方、介護施設で働く方、その他一般の方々の心に、共感、元気、励まし、安心感、勇気を届け、共鳴しあえる音楽空間を目指して制作しています。
さらに、音楽を通して認知症という病気、認知症の方の世界を正しく理解することで、認知症は悲しいものではなく、明るく楽しく過ごせる認知症の新しい人生を、広く皆さんに知って欲しいと願っています。
ご来場いただいたお客様の、迷いや疲れが少しでも緩和され、笑顔で元気に家に帰っていただけるようにと想いを込めた、心温まるオペラです。

■あらすじ

 寿美子(すみこ)は、日に日に変わっていく認知症になった夫との生活が不安で仕方がない。それでも施設に預けることには罪悪感を覚え、ひとりで悩む日々を送っていた。
 夫の一(はじめ)は、認知症を発症して以来うつ状態が続き、苛立ちは募り、夫婦の“想い” はすれ違う。
 夫婦が初めて向かった介護施設にいたのは、普段はとてもにこやかなのに突然人格が変わってしまう陽子(ようこ)と、昔の記憶はしっかりしているのに、朝食を食べたかどうかが思い出せない健(けん)。施設で暮らすこの2 人にも“想い” があった。

世間の理解が未だ薄い「認知症」。認知症とは、どんなものであるのか。

ある認知症の方が6 年に渡って綴った日記を織り交ぜながら、
ヒット曲の数々を生みだした作詞家・有馬三恵子の詩により、
様々なタイプの認知症患者3 人と1人の介護者の“想い” を4 人の目線で綴った新しい歌劇です。

~「三大認知症」の理解を深めます~

認知症は、もの忘れのほか、時間や場所がわからなくなったり、だんだんと身の回りのことができなくなったりする脳の病気です。
認知症の種類は、原因になる病気によって70 種類くらいに分けられますが、その中で多いのが、
①アルツハイマー型認知症、②脳血管性認知症、③レビー小体型認知症(DLB)です。
それら3 つを総称して「三大認知症」と呼ばれています。

【初演】2010年12月24日 横浜市青葉区フィリアホール

■メディアに取り上げられました

多くの新聞に掲載されました。記事はこちらにございます

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